眼瞼下垂(自費診療)

ウルトラパルスCO2レーザーメスを使った挙筋前転法の症例

ウルトラパルスCO2レーザーメスを使った挙筋前転法
  • 手術名:ウルトラパルスCO2レーザーメスを使用した眼瞼下垂症手術
  • 手術方法:挙筋前転法
  • 副作用:最低1ヶ月ぐらいの腫れ、内出血・手術効果の左右差・ドライアイ・瞼のつっぱり感・一時的に瞼が閉じにくくなるなど
  • 費用:自費手術 両側528,000円(税込) / 片側316,800円(税込)
ウルトラパルスCO2レーザー(UPC)による眼瞼下垂治療とは 重症の眼瞼下垂症の方は挙筋の位置が瞼の奥の方に落ち込んでいるので、簡単に引き寄せる事が難しい上に、普通のメスで切ったのでは出血が多くなり、挙筋をうまく見つける事が出来ません。
そのため当院では無血手術が可能なレーザーメスを使って手術を行います。そうすることで、正確に挙筋を見つけて引き寄せができるので、確かな効果が発揮できるようになります。離れた挙筋を確実に見つけられるかどうかが結果を大きく左右しますので、ウルトラパルスCO2レーザーは必須の機械と言えます。
ウルトラパルスCO2レーザー

ウルトラパルスCO2レーザー(UPC)による眼瞼下垂治療の手術方法は動画でご確認ください。

上まぶたの皮膚をレーザーメスで約3cmぐらい切開してまぶたを上に持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋) を確認し、直接瞼板に縫いつけることにより、目の開きにくさ、見えにくさの改善を図る方法です。この時、ウルトラパルスCO2レーザー(UPC)を使用することで、無血手術が可能になり傷の治りが早くなる効果が期待できます。

立花院長

ウルトラパルスCO2レーザーメスの手術は、眼瞼下垂を治療する最後の砦と考えています。
保険の手術や切らない手術では効果が出ないほどの重症な場合や、既に上瞼の切開手術を受けた方で修正が必要な方に使う方法です。こういった方にはレーザーメス以外の方法では効果を期待できません。
ただし、デメリットもあります。術後の変化が大きいので見た目の出来上がりを正確にシミュレーションできないという事です。保険の手術や切らない手術では見た目も含めてほぼ正確にシミュレーション出来ますので、眼瞼下垂の症状が重症でなければ保険の手術か切らないスーパー埋没法の方が安心です。

眼瞼下垂のデザインのポイント

  • 眼瞼下垂の症状が重度と言われた
  • とにかく眼が疲れるので、早く治したい
  • 視界が狭くて、夜の車の運転が不安
  • 何年もいつも目が開けづらく、眠たそうだと言われる
  • まぶたが瞳にかかっていて見えづらい、目が開いてないと言われる
  • 額の深いシワが深くなって老けて見える
  • 頭痛・肩こり・眼の疲れなどが年々強くなっている
  • 1.

    診察・カウンセリング(手術のご予約)

    患者様の眼瞼下垂の自覚症状の確認をし、眼瞼下垂の確認検査、適応する手術方法についての説明とシミュレーションを行います。

    • シミュレーションでは、手術効果がどれぐらい見込めるか、また見た目について事前に確認します。
    • 確認検査とシミュレーションで、眼瞼下垂の症状が確定できましたら手術の説明を行います。
    • その際、眼瞼下垂の重症度と患者様の要望を伺いながら手術方法をご提案します。
    • また眼瞼下垂の症状が重度の場合、保険適用できない場合がありますので予めご了承ください。
  • 2.

    血液検査

    • 眼瞼下垂の手術を希望する方は血液検査を行います。
    • 血液検査を受けた方は手術日の予約が出来るようになります。但し、検査の有効期間は3か月ですのでそれまでに手術を受ける事になります。
  • 3.

    治療

    • 局所麻酔による日帰り手術を行います。入院はありません。
    • 手術は両目で1時間~最大約2時間で終わります。
  • 4.

    治療後

    手術後に手術部位に絆創膏を貼ります。また5~10分ぐらい冷やします。その後、軟膏薬を塗ってからご帰宅できます。内服薬と塗り薬、痛み止め、点眼薬などをお渡しします。

  • 5.

    手術後翌日または翌々日

    • 手術部位の消毒ために来院してください。
    • 順調であれば、その後は絆創膏は不要です。
  • 6.

    手術4日後

    手術4日後以降は上瞼を濡らす事は可能ですが、擦らない様にして下さい。手術部位には軟膏を塗ってください。

    • 上まぶた以外のメイクは翌日から可能です。
    • 手術直後の瞼は腫れますが、4週間ぐらいで引いてきます。瞼の腫れの状態は目が開かなくなるような日常生活に支障が出る事はありません。

    ※手術後の腫れは個人差があります。

  • 7.

    抜糸

    • 7日後に抜糸します。
    • 上まぶたのメイクは抜糸の3日後から可能です。
  • 8.

    経過観察

    • 1ヶ月後に経過確認を行うので来院していただきます。
    • 経過観察では手術後の眼瞼下垂の症状や傷の具合などを確認します。
  • しばらく冷やしてから薬を塗って帰宅していただきます。
  • 内服薬と塗り薬、痛み止め、点眼薬などをお渡しします。
両目 片目
ウルトラパルスCO2レーザーメス法 480,000円(税込528,000円) 288,000円(税込316,800円)
ウルトラパルスCO2レーザー法(全切開法)+タルミ取り 680,000円(税込748,000円) 408,000円(税込448,800円)

眼瞼下垂の症状が重症と診断された方にお勧めです。目元のエイジングケア治療として、目元のたるみの治療も同時に行えます。(別途費用)

Q 眼瞼下垂手術(レーザーメス)の費用はいくらぐらいですか?(自由診療の場合)
A 自費診療の場合は、レーザーメス手術は両瞼で480,000円(税別)、修正手術は両瞼で280,000円~680,000円(税別)になります。
Q 眼瞼下垂手術(レーザーメス)の腫れ(ダウンタイム)いつまでですか?
A レーザーメスの場合、1ヶ月ぐらい腫れは続きますが、メガネなどでカモフラージュする方もいます。腫れの程度が最も強いのですが、前が見えない程腫れる訳ではありません。
Q 眼瞼下垂の手術後の腫れを早く引かせる方法はありますか?
A 飲酒と喫煙を控え、水分の摂り過ぎを避けて、なるべく顔を上向きにすること、顔を激しく動かさない事、寝る時もうつ伏せにならない事、空気の悪い所に行かない事に気を付けて、当院の注意事項を遵守する事などが大事です。
また手術方法によってはダウンタイムに違いがあります。切らない手術が最も早く落ち着きます。
Q 眼瞼下垂の術後の腫れはどれくらい引かないのでしょうか?
A 保険診療の手術の場合、手術後約2週間で腫れは引いていきます。1週間後の抜糸が無事に終われば、その3日後ぐらいから上瞼のメイクが可能です。切らない手術の場合、1週間ぐらいで腫れは引いてきます。1~2日日後に抜糸をしますので、その3日後ぐらいから上瞼のメイクが可能です。レーザーメスの場合、1ヶ月ぐらい腫れは続きますが、やはり1週間後の抜糸が無事に終われば、その3日後ぐらいから上瞼のメイクが可能です。それまではメガネなどでカモフラージュする方もいます。レーザーメスの場合は腫れの程度が最も強いのですが、前が見えない程腫れる訳ではありません。術後の腫れ(ダウンタイム)の様子は動画でご確認できます。
いずれも抜糸が終われば、実生活でそれほど困る事は無いように思います。ただし、他人の視線を気にされる場合は、完全に腫れが引くまで待たないといけません。
術後の腫れ(ダウンタイム)の様子は動画でご確認できます。

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